ヨーロッパ企画『サマータイムマシン・ブルース』再び!そして『ワンスモア』
夏、とある大学のSF研究会の部室。
SF研究を一切しない部員たちと、
その奥の暗室に居をかまえる、
カメラクラブのメンバーたち。
そんな日常に、ふと見ると、部屋の片隅に見慣れぬ物体。
「これってタイムマシンじゃん!」どうやらそれは本物。興奮する一同。
先発隊に選ばれた3人は早速タイムマシンに乗り込み、昨日へと向かうが…。
ヨーロッパ企画の青春空想科学グラフィティ。
劇団「ヨーロッパ企画」の舞台
ヨーロッパ企画の青春空想科学グラフィティ
『サマータイムマシン・ブルース』
観てきました。
やはり面白い。
私の大好きな劇団の一つです。
15年前くらいにある小さな劇団の舞台を仕事の付き合いで観に行き、観劇にはまってしまったのですが。その劇団はすでに解散していますね…。
その後初めて自分でチケットを購入し、観に行った劇団がヨーロッパ企画です。
なぜこの劇団の公演を見に行ったのか?どういう経緯で見つけ、チケット買ったのか?全く覚えておりません。しかし出会ってしまったのです。
現在はメジャーな劇団ですが、戯曲の映画化、テレビ、ラジオ、映画などへの出演、演出も多数、当時はここまでではなかったと思います。下北沢駅前劇場やスズナリなど小さな箱で公演していました。
代表作『サマータイムマシン・ブルース』は2001年に初演。
良く練り上げられたストーリーと舞台回しで最高です。
非常に完成度が高く、小劇場でやる演劇の面白さ、醍醐味が詰まっています。
珠玉の作品です。
私を演劇鑑賞、特に小劇場の舞台の虜にさせた作品です。
私が観たのは、2003年に再演した『サマータイムマシン・ブルース 2003』(東京公演:2003年8月29日~9月1日 下北沢駅前劇場)。
その後2005年には、踊る大捜査線THE MOVIEなどで有名な本広克行監督により映画化、これに伴い舞台も再々演(東京公演:2005年8月17日~23日 下北沢駅前劇場)。これも観に行きました。
そしてこの夏、4回目の再演。
『サマータイムマシン・ブルース』
(東京公演:2018年8月17日~9月9日 本多劇場)
さらに、続編の新作『サマータイムマシン・ワンスモア』も。
観てきました。
最高です。
面白かった。
続編も面白かった。
お気に入りの役者さんは、
諏訪雅さん
さりげなく我が道を行くキャラが最高です。
他にも面白い戯曲がたくさんありますよ。
『冬のユリゲラー』これも2009年本広監督により『曲がれスプーン』として映画化。何度も再演しています。
最近の作品では、2016年の第35回公演『来てけつかるべき新世界』、本作で主宰の上田誠(作、演出)が第61回岸田國士戯曲賞を受賞しています。
この戯曲観れなっかたので、再演してほしいですね。絶対観に行きます。
何か、久しぶりにヨーロッパ企画の舞台観に行って、面白くて、感動して、つらつらと、好き勝手な話書いてしまいました。
写真は今公演のパンフと2005年の舞台、映画のパンフです。引っ張り出してきました。
また当分小劇場通いが続きそうな気配です。
『サマータイムマシン・ブルース』これだけ面白いと書いたのですが、次はいつ再演することやら。
DVDとか、配信とかしているのですが、この作品はやはり劇場で生で見ないとです。
すみません。
非常に勝手な独り言でした…